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糖尿病講座トップ >糖尿病−失明を防ぐために−その2 「網膜症に関する誤解と予防法とは」

糖尿病−失明を防ぐために−その2 「網膜症に関する誤解と予防法とは

糖尿病腎症・神経症と共に糖尿病の3大合併症と呼ばれ、日本における主な失明原因のひとつである「糖尿病網膜症」。糖尿病網膜症による失明を防ぐためには、この病気について理解することが何よりも重要です。
孫子が残した「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」という言葉どおり、糖尿病網膜症の正体を明らかにしておくことで、失明を効果的に防ぐことができます。
そこで今回は、糖尿病網膜症に関して多くの方が誤解しているポイントと、効果的な予防法についてご紹介します。

失明に関して誤解しがちな4つのポイント

前述したとおり、糖尿病網膜症による失明を防ぐためには、この病気の正しい知識を得ることが大切です。しかし、失明を誤った情報で認識している方は少なくありません。以下では、誤解されがちなポイントを4つご紹介します。

・誤解その1:若いうちは失明の可能性はない
糖尿病は、10代や20代の若い世代でも発症する可能性がある病気です。こういった方の中には、若さを理由に「自分は失明の心配がない」と考えている方もいます。しかし、この認識は大きな誤りで、糖尿病網膜症は若い世代の方でも発症する可能性がある病気です。むしろ若い方の場合は進行が速く、糖尿病を患ってから10年以内に発症するケースも少なくないのです。40代以下の方は、それ以上の方と比較して発症リスクが高いことを理解しておきましょう。

・誤解その2:血糖コントロールしていれば失明しない
糖尿病を改善するためには、血糖コントロールが必要不可欠です。しかし、血糖コントロールができているからといって、失明の可能性が全くないわけではありません。糖尿病網膜症は、長年のダメージの蓄積により発症するものです。特に腎症の悪化により血糖値が下がっている場合は要注意で、「血糖コントロールができている」と思っていても、毛細血管では網膜のダメージが進行している可能性があります。

・誤解その3:視力がよいと失明の可能性はない
糖尿病を患っており、かつ視力がよい方でも、糖尿病網膜症を発症するリスクは十分にあります。実はこの点を誤解している方は多く、急に視力が下がり、慌てて病院を受診したときには既に手遅れだったという方もいます。糖尿病網膜症と視力は全く関係がないこと、そして症状の進行度と視力は比例していないことをきちんと押さえておきましょう。

・誤解その4:レーザー治療を受ければ何の問題もない
視力が落ちても、「レーザー治療を受ければ回復できるから大丈夫」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、レーザー治療は症状の進行を防ぐための治療であり、視力を回復させるための治療ではありません。誤った情報のまま認識していると、いざ発症したときに後悔することになります。

上記をしっかりと理解し、糖尿病網膜症の発症を防ぐよう努めましょう。

糖尿病網膜症を発症した!失明は防げる?

糖尿病が進行し、糖尿病網膜症を発症してしまった場合には、どう対処して失明を防げばよいのでしょうか。
まず始めるべき治療が、血糖コントロールと内服薬の投与です。糖尿病は、血液中の血糖値が上昇し、この状態が続くことで発症する病気です。病気の進行を防ぐためには、血糖コントロールにより血液中の血糖値を正常に戻すことが必要不可欠なのです。医師の指示に従って食生活の改善や内服薬の投与を続け、正常な血糖値をキープするよう努めましょう。
糖尿病網膜症が中期の段階まで進行した方の場合は、レーザー治療(レーザー光凝固)を受けるのが適切です。レーザー治療により、新しい血管を発生させたり、出血を予防したりすることができます。入院の必要がないため、仕事が忙しくて休めないという方でも安心して受けることが可能です。
糖尿病網膜症が後期の段階まで進行してしまうと、網膜剥離などを引き起こすおそれがあります。網膜剥離とは、眼球壁側から網膜が剥がれてしまった状態を指し、進行すると視野欠損(カーテンを被ったように視界が悪くなる)や視力低下などの症状に悩まされることになります。この段階に突入した場合は、硝子体手術を受けなくてはなりません。しかし、硝子体手術を受けたからといって、症状が完全になくなるわけではなく、約30〜40%は症状が残る可能性があります。
治療により糖尿病網膜症を改善するためには、早期発見・早期治療が非常に重要です。初期段階で適切な治療を始めることで、糖尿病網膜症による失明の可能性が低くなります。

事前に防ぐことがカギ!失明の予防法について

前述したとおり、糖尿病網膜症が後期まで進行してしまうと、失明を防ぐことが難しくなります。そのため、事前にしっかり予防しておくことが非常に大切です。以下では、失明を防ぐために気をつけておきたい5つのポイントをご紹介します。

1.定期検診を必ず受ける
何よりも大切なことが、症状が一切なくても必ず定期検診を受けておくことです。糖尿病網膜症は、10年前後という長い年月をかけて進行していく病気であり、悪化するまでは自覚症状が一切ありません。しかし、この“症状がない期間”こそ、失明を防ぐ上で重要となるポイントなのです。黄斑部が出血するまでに症状が進行し、視力が低下し始めると、完全に治すことは困難になりますが、そうなる前に検査を受けておけば失明を免れることができます。定期検診の目安は、網膜症状が全くないうちは1年に1〜2回、症状が現れ始めたら1年に2〜4回です。

2.血糖の状態を常に把握する
定期検診により糖尿病網膜症の発症が認められた場合は、血糖コントロールをきちんと行うことが大切です。そのためには、血糖の状態を常に把握しておくことが必要になります。血糖の状態をチェックして血糖コントロールを行い、網膜をはじめとする全身の血管ダメージの進行を防ぎましょう。ポイントは、血糖値を一定に保つことです。ただ、他の箇所と比較して眼球の症状は進行しやすいため、血糖値に関係なく、しっかりと検診を受けることが重要です。

3.血糖値の急激な上昇・低下に注意する
糖尿病網膜症を悪化させる原因のひとつに、血糖値の急激な変化があげられます。「今日ぐらい大丈夫」「明日の食事でコントロールすればよい」などと軽く考えて、暴飲暴食をしてしまうと、血糖値が急上昇して症状の悪化を招くおそれがあります。日々の努力を無駄にしないためにも、血糖値をきちんと管理することが大切です。ただ、我慢しすぎてストレスを溜めるのもよくないので、医師と相談しながら、無理のない計画を立てていきましょう。

4.信頼できる眼科医を選ぶ
糖尿病網膜症が中期まで進行すると、レーザー治療を受けることになります。万全の効果を得るためには、適切な治療回数やタイミングを見極めることが重要です。眼科医と一口に言っても、糖尿病網膜症の治療に精通した医師もいれば、治療経験が少ない医師もいます。安心して治療を受けるのであれば、糖尿病網膜症外来が設立されている大学病院などを利用するのがおすすめです。それ以外の病院を利用する場合は、「眼科専門医が在籍しているかどうか」をポイントに病院選びを行うとよいといえます。

5.適量のルテインを摂取する
緑黄色野菜に豊富に含まれているカルテノイドの一種・ルテイン。糖尿病網膜症の治療とルテインの研究を行う慶應大学医学部眼科学教室の小沢洋子氏は、糖尿病網膜症の網膜神経障害の予防にルテインが有効であると述べています。ルテインは、ホウレンソウやブロッコリー、インゲン、キャベツなどに多く含まれており、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。

以前までは、糖尿病が失明原因の第一位を占めていました。現在は順位が下がってはいるものの、悩んでいる方は少なくありません。糖尿病網膜症による失明を防ぐためにも、定期検診を受けるなど上記のポイントを押さえておきましょう。


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