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お医者さんと上手に付き合うために −その

患者と医者の相性!?


ご存知のように糖尿病は、生活とともに歩む病気です。
一朝一夕に良くなることは少ないのが特徴です。しかし、その長いお付き合いゆえに、時には投げ出したいと思うこともあるようです。

糖尿病の患者さんを対象にしたある調査によると、通院・治療をやめたいと考えたことのある患者の割合は45%弱だったそうです。
そして、その理由の25%が「主治医・医療スタッフとの相性」に問題があるためと答えたのです。

また、医療者との相性について尋ねた別の調査によれば患者さんでは、56%が「相性が良い」と考えており、「相性が良くない」と回答した人のうち77%は「仕方ないと諦め我慢している」、37%が「転院を考えている」、実際に「転院したことがある」のは15%にのぼりました。

医療者との人間関係を理由に治療の中断を考えたことのある人は意外にも多く、実際に転院まで行っている人も少なからずいるようです。

もしかしたら、今これを読んでいるあなたも医師をはじめとする医療者に、小さな不満を抱いていたり、「もっとこうしてほしいな」というような口に出せない要望を抱いていたりするかもしれませんね。

では、糖尿病の患者さんは実際に医師や医療スタッフ、病院に対してどのような思いを抱いているのでしょうか。

3人の方に実際の声を伺ってみましょう。


患者のキモチ − 実際の声

Hさん(男性・42歳)

「以前の主治医とは6年の付き合いでしたが、最後まで納得することはできませんでしたね。その主治医は肩書もある立派な医師だったんですが、とにかく『自分の知識が一番正しい』と思っている人でした。

私が、雑誌やネットで見つけた、『糖尿病には一日1杯のコーヒーが有効』という記事を見せたときも、面倒くさそうに、『そのような事は学会でも発表されてない』とそっけない返事。

それに、『あなたの病気は完全には治らないんだから』といって、私が食事の相談をしようとしても興味がなさそうでした。とにかく『インスリン注射でコントロールしろ』という感じでした。

私も、発病前の体に戻れるとは思っていませんが、とにかく希望を持たせてくれない。最終的には、通うのが苦痛になりどんどん足が遠のきました。

幸いにも転勤を期にいまの主治医に変わったんですが、前の医者とは全く違うタイプ。『糖尿病は自分で治す病気ですよ!』といってインスリン注射に頼りすぎないようにと釘をさされています。ちょっとスパルタですが、希望をくれるのがいい。今の自分には合ってますね」

Hさんが不満に思っていたのは、なんでしょうか。それは「自分に対する関心のなさ」かもしれません。症状や病気にばかり目を向け、自分自身に目を向けてくれない医師に対してHさんは不信感を禁じ得なかったのでした。

続いて、もう一人ご紹介しましょう。

Rさん(女性61歳)

「私が一番『いやだな〜』と思うのは、血圧や体重測定の時に、大声で読み上げられること。他の患者さんやスタッフがいる前でですよ。

年配の患者が多く、耳が遠いからなのでしょうが、人前で無神経にも体重を読み上げられればいい気はしません。それに、検査入院の際も、寝起きで検査着のまま外来に連れて行かれ、何時間も待たされたり。

それに、『あなたは自分に甘いから、こうなったことを自覚していますか』と言われたこともあります。あの時は一瞬言葉を失ってしまいました。

上から見下ろすような感じだし、セルフコントロールのできない一段下の人間扱いされている気がして……イヤですよね。

まあ、好きなものを食べてきた私も悪いんですが・・・」

女性であるRさんにとって、プライバシーが守られていないというのはさぞつらいことでしょう。それは男性にとっても同じこと。

特に入院ともなれば、食事から睡眠、排泄など生活のすべてをゆだねることになるわけですから、ぞんざいな扱いをされてしまうと、自尊心が傷ついてしまいますよね。

最後にもうおひとり紹介しましょう。
Dさんはこれまでに紹介した二人とはちょっと違う不満をお持ちのようです。

Dさん(男性・52歳)

「主治医は、私の意見を尊重してくれるタイプで、ほかの先生に比べて診療時間も長く、しっかりと話を聞いてくれるんです。それに、検査の結果も丁寧に説明してくれる。細かいこ
とを聞いても、ちゃんと答えてくれるんですよ。だけどね……

ここだけの話ですが、治療に対する考えがころころ変わるんです。私はなるべく薬を飲まないで頑張っていきたい方針なんですが、先生が、「努力するあなたは立派だけど、高血糖が続くと腎臓や血管が傷んでしまうから、血糖を下げる薬を飲み始めましょう」と言ったので、先生が言うならと納得したんですが、次回行ってみると投薬の話にはならない。

不審に思いこちらから切り出すと、『あなたが飲みたいなら飲んでみましょうか』だって。これじゃまるで私が主治医ですよね」

なるほど。Dさんは、主治医の治療方針の一貫性のなさを不審に思っているようです。確かに親身に話を聞いてくれても、治療をするうえで医師としての役目を果たしてくれなければ意味がありません。Dさんのジレンマに共感する人も多いのではないでしょうか。

ここに登場した3人が話してくれた医療者に対する疑問や不満は、ほんの一部。
実際にはもっと多くの、いえ、患者の数ほど悩みがあるに違いありません。

それでも、最初にご紹介したHさんはこう語ってくれました。

「前回の医師とそりが合わなかったから、次は絶対うまくいくようにしようと思って、自分自身頑張りました。きちんと話を聞くのはもちろん、こちらからメモを用意したりして、前向きな姿勢を見せましたよ。

言われたことは守ったし、できなかった場合は隠さずに打ち明けました。その結果、信頼関係みたいなものがうまれたのでしょうね。

努力しているのに、二か月連続でHbA1Cが上がり続けたときは、もうだめだと思ってさすがに落ち込んでしまいました。でもそんなとき、『大丈夫、今までやってきたんだから。必ず下がる、そう信じてがんばりましょう』と言ってもらえたときは、涙がこぼれそうになりましたよ。あの一言はどんな言葉よりもうれしかったですね」


今回のまとめ

なるほど、Hさんには転勤という転機が訪れただけでなく、その際に自分自身も努力したようですね。確かに、患者─医療者関係も家族間や会社などと同じく人間関係の一つ。

だとすれば、一方的な関係ではうまくいくはずがありません。こちらも努力をしなくてはいけないようです。

 

・「通院をしたくない」と思う患者の25%が、「医療者との相性」をその理由にしている

・「相性が良くない」と思っていても、75%が仕方ないと考え、諦めている

・こちらの努力次第で、関係がよくなることも十分にあり得る




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