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子供の糖尿病が激増!その予防と対策について −その

糖尿を気にする人にとって、離れたくても離れられないパートナーが「血糖値」ですね。相棒である血糖値と、喧嘩したり仲直りしたり、はたまた倦怠期なども経験したりして、徐々に付き合い方を体で覚えていきます。

そう、良好な血糖状態とは長年の苦労の証でもあるんですね。では、それが子供であればどうでしょう?
「えっ、子供?」と驚くことなかれ。子供の糖尿病はいま、爆発的に増えています。

しかも、遺伝が関与すると言うのだからほうっておけません。大人でさえ大変な治療を子供がすると思うと・・・言葉もありません。

今週は、もはや人ごとではない「子供の糖尿病」について。

大切な子供や孫を守るためにはどうしたらいいか?一緒に考えていきましょう。

なぜ?子供の糖尿病が増えている?

■現代の子供たちをおびやかす2型糖尿病

現在、子供の糖尿病が世界中で爆発的に増加しています。1974年から1994年のわずか20年の間に、小児2型糖尿病は10倍に増加しました。このままいけば、2050年にはさらに5割倍増するとさえ言われています。

この緊急事態を受けて、英国糖尿病協会のチーフ・エクゼクティブであるバーバラ・ヤング氏は、子供を糖尿病から守るため、「早急な医療システムの改善が必要だ」と提言しています。
現在、これまでにないスピードで、糖尿病の子供が増えているんです。

■「子供の糖尿病が増えた!」原因その1 ペットボトル症候群

ペットボトル飲料の普及が始まったのが1982年。その後1990年代〜2000代にかけてコンビニエンスストアの増加とともに、ペットボトル飲料は爆発的に売れました。この期間は、子供の2型糖尿病が増え始めた時期と一致しています。

子供達に人気のペットボトル飲料と言えば、炭酸飲料やポカリスエットなどのスポーツドリンク。これらはいっけんさっぱりとした飲みくちですが、酸味や炭酸でごまかされているだけで、実際は100mlあたり10グラム程度とかなり糖分が多く含まれています。

毎日、1本のペットボトル(約50gの当分)を摂取すると、10日で500gの砂糖、1ヶ月でなんと角砂糖300個分!!実に、1.5キロもの砂糖を余計に摂取し続けることになるのです。

しかも多量の砂糖水を飲み続ければ、当然血糖値が急激に上昇し喉が渇きます。それで、また清涼飲料水を飲みたくなってしまいます。これこそ悪循環。

それだけではありません。コーラ等の炭酸飲料は糖分だけでなく、カフェインも含まれているために飲んだ直後は気分がすっきりします。カフェインはいわずと知れた依存性の高い物質。喉の渇きを癒すさっぱり感を求めて、子供たちはペットボトル飲料を水のように流し込んでいるのです。

ペットボトル飲料の普及後に、糖尿病の子供が増えたのはこんな理由があったんですね。

■「子供の糖尿病が増えた!」原因その2 孤食がもたらす味覚障害

美味しい食事に欠かせないのが、五味(ごみ)です。甘味、苦味、酸味、塩味、そして旨味の5つを舌で感じることで、私たちは食事を「美味しい」と認識します。

五味は、子供時代の味の経験を元に発達するそうです。子供が認識しやすいのは甘味なので、にんじんやピーマン、玉ねぎなどの苦味を、最初は「美味しい」と感じることはできません。何度か食べるうちに徐々に五味を覚えていくのです。

しかし近年共働きの家庭が増え、子供がひとりで食事をとる機会が増えました。ひとりきりなので、うるさく言われることなく食べたいものばかりを食べるようになります。結果、野菜などの素朴な味を避け、アイスクリームやポテトチップス、コーラなど糖分や脂質たっぷりのものを「美味しい」と感じるようになります。

甘みばかりを追い求め、糖質の過剰摂取を続けてしまうのです。

あなたのお子さん、お孫さんは大丈夫?

■チェックリスト

お子さんは、そしてお孫さんは大丈夫・・・?
まずはチェックしてみましょう。

□家族に糖尿病患者がいる

□どちらかというとぽっちゃりしている

□「のど渇いた」とよく言う。また、飲み物を良く飲む

□トイレに行く回数が増えた

□いつもお腹が空いているようだ

□生活が不規則で食事時間もバラバラ

□疲れやすい、すぐ息が切れる

以上に1つ以上当てはまった子供は、糖尿病の可能性があります。

■子供の糖尿病って、どんなもの?

1.大人の糖尿病よりも、インスリン抵抗性が高い

大人の2型糖尿病と子供のそれの違いは、インスリン抵抗性にあります。
2型糖尿病になる子供は、遺伝的にインスリンの抵抗性が高い=インスリンの効きが悪い体質であることが多いのです。

ですので、糖尿病でない子供たちよりもインスリンが活発に分泌されています。そのため、治療では大人のようにインスリン内服や注射を必要とせず、ダイエットや食事の見直し、運動療法が主になりますが、実はこれが大きな落とし穴なのです。

2.とにかく治療が続かない!

投薬が必要な1型糖尿病よりも、2型糖尿病の子供のほうが合併症を引き起こしやすいという報告があります。
またあらゆる世代の中で、10代の患者が最も治療中断が多く、実際に小児2型糖尿病の約4割が治療を中断しています。理由として、前述のようにインスリン等の投薬がないため、本人はもちろん家族も病気という危機感を持ちづらいと言うことがあげられます。

3.合併症が起きやすい

上記の理由で、治療がなかなかうまくいかないのが現実です。結果、合併症が早期に起きてしまうことに。10代で2型糖尿病であった子供が20代で合併症となり入院するといったことすら起きているのです!

大人であれば、40代に発症すれば50代、60代で合併症が出てくるのに対して、子供は20代で出てきてしまうのです。本来ならば人生の一番輝ける青春時代に、糖尿病の合併症がでてしまう・・・。本人や家族がどんなに辛いか、想像するだけで苦しくなってしまいますよね・・・。

今回のまとめ

わたし達が子供の頃と、時代は大きく変わりました。このような飽食と孤食の時代に生まれ、見渡せばあらゆるところに糖尿病の引き金があります。

一番の被害者は子供たちかもしれませんね。

しかしどんな時代でも、子や孫の幸せを願う家族の気持ちに変わりはありません。次週は、「糖尿病から子供や孫を守る方法」です。子供や孫をどうやって守るべきか?一緒に考えていきましょう。

・2型糖尿病を患う子供が爆発的に増えている

・ペットボトル飲料や孤食が、子供の糖尿病を招く

・4割の子供が、治療を中断している

・治療がうまくいかず、早期に合併症をわずらうことも



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