「ミミズパワーで勝ち抜く」 1-ここまで来た血栓症

「ミミズパワーで勝ち抜く」 1-ここまで来た血栓症

中高年を倒す「血栓症」の破壊力

 胸が締めつけられるように痛み、冷汗が出る、息苦しい、嘔き気がする-それが5分くらいなら狭心症、1~2時間つづけば心筋梗塞を疑うべきです。どちらも冠状動脈(心臓を養う血管)が詰まる病気で、日本ではこの両者を含む虚血性心疾患で毎年16万人近い人々が生命を失っています。
 詰まるのが脳の疾患であれば脳梗塞です。アテネオリンピックを目前に日本代表野球チームの長嶋茂雄監督が倒れたときは、全国に衝撃が走りました。長嶋監督は奇跡的に一命を取りとめましたが、平成12年、記者会見中に口がもつれて倒れた小渕恵三総理は緊急入院先で昏睡状態に陥り、そのまま還らぬ人となりました。二人を倒した脳梗塞で、日本では年間約8万人が亡くなっています。
 これらの病気は血管に血栓(血液などの塊)が詰まり、そこから先の組織(脳細胞や心筋)がダメージを受けるので「血栓症」と総称しますが、困ったことに酸欠などで壊死した脳細胞も心筋細胞も再生せず、しかも血流が途絶えて壊死するまで脳神経細胞で数分間、心筋では一時間足らずなのです。

 

危険な血栓ができる背景

 主に動脈が問題になるこの危険性の芽は、誰もが持っています。血管の内壁(血液に接する面)は一層の内皮細胞で覆われていますが、その内皮の一部が高血圧や動脈硬化で剥がれること、その小さな傷から次のようなことが起きやすいからです。
① 内皮の傷口から血液中の脂質(LDL=悪玉コレステロール)や白血球(マクロファージ)が血管内壁に入り込み、そこにプラーク(病巣)をつくる
② やがてプラークが盛り上がって血液が流れにくくなり、抵抗で血管壁が破れたところ
へ血小板(血液中の細胞=後述)が集まってきて血栓をつくる。

 血栓の多くはこうして血管内皮細胞の傷がきっかけで形成されますが、その傷の有力な要因である動脈硬化は、高血圧、LDL(悪玉コレステロール)、糖尿病、喫煙などが素地となるのですから、誰にでも危険性の芽があるというわけです。以前は高齢者の病気とされていた動脈硬化も、今では10代、20代の若さでも見られることがわかってきています。しかも、その危険性は加齢とともに増大するのですから私たちは体内に地雷を抱えているともいえるでしょう。

 

血管内の複雑なドラマ

 それにしても、なぜ生命にかかわるような血栓ができるのでしょうか。私たちの生命は、栄養や酸素の補給や免疫機能など、重要な働きのほとんど全を血液に依存しているので、その大切な血液を失わないように、体には万一の出血に備えて巧みな止血機構が備わっています。ところがこの優れた止血作用が、実は血栓症というマイナス効果を生むことに繋がるのです。血管が傷ついて出血したとき、血液は、次のような経路を経て止血することが分かっています。

① それまで血液中を流れていた血小板(血液中の細胞成分の一つ)が傷口に集まり、血の塊(血小板血栓)をつくる
② 血小板血栓ができると、それに触れて血液中の酵素トロンビンが活性かする。

③ 活性化したトロンビンの作用で、血液中に溶けていたフィブリノーゲン(繊維素原)がフィブリン(繊維素)に変化する。

④ フィブリンが、傷口に出来ている軟らかい血小板血栓に絡みついて補強する。
この④の段階になると、絡みついたフィブリンを足場にして血管壁の細胞が増殖し始
め次第に傷口が治っていくのですが、修正されたままではフィブリン塊(血小板とフィブリンの塊)がまだ残っていて血流を邪魔しています。そこで傷口に残った塊を排除するプロセスに入っています。
⑤ 傷口が修復されると、血管の内皮細胞からu-PA(ウロナキナーゼ)、t-PAという繊維素溶解酵素(線溶酵素)が出てくる。
⑥ この線溶酵素が今度は血液中のプラズミノーゲンという酵素を活性化してプラスミンに変え、このプラスミンがフィブリン塊を溶かしてスムーズな血流が再開される。

 

血栓症は病院でも治療しにくい

 このように見てくると、危険な心筋梗塞や脳梗塞などから身を守るには、どこにチャ
ンスがあるのかが見えてくるでしょう。
チャンスの第一は、血管内皮の損傷が起きないように、原因となる高血圧や動脈硬化
を治療し予防することで現行の医療ではこの目的のために降圧剤や高脂血症薬などの投与が行われています。
チャンスの第二は、血管内皮の損傷で生じる血栓を早く溶かして、それ以上大きくな
らないようにすることで、このためには抗血栓薬(抗凝血薬や抗血小板薬)が処方されますが、使う時期によっては止血が邪魔されたり、効きすぎれば出血傾向を助長するなどの副作用もあり、厳密な管理が求められています。
 医薬品は専門的な使い方をわきまえた医師の診断と処方が必要で、しかも使うのは「発病後に」という条件付きです。このまま放置すればやがて発病することがわかっても、予防的に使える医薬品は数えるほどもないのです。

 

待たれていた健康食品

 脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症は、ひとたび発病すれば生命を破壊し、生命にも関わる恐ろしい病気でありながら、それが発病するまでの長い時間、ほとんどの人は前兆に気付かず、自分には縁がないと思っていることが普通です。

多くは不摂生・喫煙・過食・ストレスなどを前提として肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病などを招き、動脈硬化を経て血栓症に進むという経過をたどりますから、「いつも間にか・・・」という生活習慣病の側面を色濃く持っています。
生活習慣病は範囲が広くて目標を一つに絞れないために、対処療法に重きをおく病院医療ではなかなか適切な治療はできません。そんなジレンマが、近年になって健康食品や代替医療などを含む総合医療、補完医療への期待を大きく育てて来たのですが、中でも脳梗塞や心筋梗塞の温床となる肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病などは、治療に大変な根気と努力を要する点で、まさに生活習慣の三役級に数えられるでしょう。
もちろん私たちは、肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病などの持久戦に勝っていかなくてはなりませんが、現に血栓症は目前に姿を見せているわけです。ですから血栓の改善や予防に直接役立つ手段―代替療法や健康食品の出現を待ちわびてきたのでした。そこへ登場したのが「ミミズ由来の線溶酵素食品」なのです。
ミミズと聞いて「あの虫のミミズ?」と問う人がおられるでしょうが、その一種である赤ミミズです。その腸管に含まれる線溶酵素が、安全に血栓を溶かすことが分かったのです。

 

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「ミミズパワーで勝ち抜く」2-ミミズパワーのABC

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