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糖代謝異常の原因
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糖尿病とは、糖代謝の異常だと言うことを、ご紹介してきましたが、そもそもなぜ体が糖代謝の異常を起こしてしまうのでしょうか?それを考えてみましょう。
まず、糖代謝の異常というものを、もう一度考えて見ますね。これは、基本的には細胞がブドウ糖を細胞内に取り込めない状態を言います。
栄養をもらえない細胞は、栄養というエネルギーをもらえないので、元気がなくなる訳です。一つ一つの細胞が元気がなくなるということは、細胞の集合体である、わたしたち自身も元気がなくなる、という訳なんです。糖尿病はとにかく体がだるくなって、何もやる気がおきなくなる、肌がカサカサして潤いがなくなってくる、などという症状が現われるのもこのためです。そりゃそうですよね、栄養をもらえないのですから、元気も出ませんしお肌もカサカサしてきます。
これは、当たり前のことに思えますが、とても大切な考え方なんですよ。わたしたちは、物を食べれば自動的に元気になる訳ではありません。食べた物が、きちんと栄養として体中の60兆個とも言われている一つ一つの細胞にきちんと届くことで、元気になっていくんです。でも、栄養が細胞に届かないという、糖代謝の異常が起きると、食べても食べても元気にならない、ということになってしまうんです。
そして、細胞内に取り込まれなかったブドウ糖はどうなるのかというと、血液中に大量に余り始めます。そうすると、血糖値が上がり、色々な合併症を起こしてしまう、ということになっていくのです。
すべては、この糖代謝の異常が原因ということなのですが、では、どうして糖代謝の異常がおきるのでしょうか? ということをさっそく考えてみましょう。
このことを追求・研究した結果驚くべきことが明らかになりました。それが、私が自信をもってご紹介いたします、糖尿治療の最新理論です。
名付けて、"GTFクロムフェリン理論"です。
GTFクロムフェリン理論?聞いた事がない名前ですよね、怪しく聞こえますよね。でも、まあどうぞもう少しお付き合いください。
GTFという言葉を聞かれたことがおありですか?恐らく、よっぽど詳しい方でない限り、ご存知ないと思います。GTFとは、「グルコース・トレランス・ファクター」という言葉の、頭文字をとったものです。
G (グルコース)
T (トレランス)
F (ファクター)
日本語では、「ブドウ糖耐性因子」と言います。このGTFは、各細胞の中に存在している物です。細胞の中で何をしているかと言うと、簡単に言うと、インシュリンと細胞を結合させるようにしているのです。糖尿病には、インシュリンというものも深く関わっている、ということはご存知だと思います。ご飯を食べると、すい臓からインシュリンが放出されて、そして糖を代謝する助けをしてくれます。ですから、食後すぐは血糖値が上がりますが、インシュリンが正常に機能を果たすと、血糖値がまた元に戻ります。しかし、インシュリンの働きをもうちょっとだけ詳しく調べてみると興味深いことが分かるのですよ。
実はインシュリンは、各細胞と結合して初めて、役割を果たすのです。ちょうど、インシュリンが鍵で、細胞の表面にある、インシュリン受容体(レセプター)と呼ばれる部分が鍵穴になります。インシュリンという鍵が、細胞の鍵穴に差し込まれると、いわば細胞のドアが開き、そのドアからブドウ糖が細胞内に入っていけるようになります。そして、細胞が栄養をもらい、我々は元気になれるのです。そして、血糖値も下がります。
このように、インシュリンと各細胞の表面にある、インシュリン受容体が結合して初めて、正常に我々の体が機能します。つまり、糖が代謝されるのです。そして、このGTFという物は、そのインシュリンとインシュリン受容体を結合させ、扉を開くようにさせている成分なんです。GTFは糖を代謝させる上で重要な役割を担っているんですよ。GTFが、インシュリンとインシュリン受容体が互いに引き合うようにさせ、結合力を高めているのです。
どうですか? GTFって聞いたこともない言葉ですけど、本当に大切な物であることがお分かりいただけたと思います。しかし、このGTFの存在はずっと前から知られていました。GTFが初めて発見されたのは、1957年のことです。アメリカの農務省人間学栄養研究所の理事をしていた、ウォルター・メルツ博士が、豚の腎臓からそれを発見したのです。
では、GTFが糖代謝に必要な物であることは分かりましたが、もしGTFが細胞の中に存在しなければ、どうなると思いますか?
GTFのおかげで、インシュリンと細胞膜上のインシュリン受容体が結合できる訳だから、そのGTFがなければ、インシュリンとインシュリン受容体は結合しない。
結合しないということは、扉が開かない。
扉が開かないということは、ブドウ糖が細胞の中に入れない。
中に入れないと、ブドウ糖は血液中に余る。
ブドウ糖が血液中に余るということは、高血糖になる。
高血糖が続くということは……
糖尿病になる。
正解!
と、このようにつながってくるんです。
つまり、GTFがなければ糖代謝の異常が起きる。という訳なんです。糖尿病の本当の原因が、お分かりになられましたか?
そう! GTFの不足 なんです!
かつては、糖尿病の人は、インスリンの量が足りないと考えられていました。しかし、どうやらそうではない、ということに最近気付くようになってきました。多くの患者さんは、インスリンはしっかりとすい臓から分泌されているのです。分泌されているのに、血糖値は下がらない。それはなぜだ?となってきた訳です。
ところで、扉を開ける鍵を持っていても、鍵穴に差し込まないと扉は開きませんよね。同じように、インシュリン(鍵)がすい臓から分泌していても、細胞膜上にあるインシュリン受容体(鍵穴)と結合しないと、ブドウ糖が入っていける扉は開かないのです。
問題は、そこにあったんです。インスリンとインスリン受容体が結合しないことにあったんです。この状態を、インスリンが元気がないとか、インスリン受容体が元気がないと表現する場合もあります。元気なインスリンは、インスリン受容体と結合しやすいのですが、元気がないと結合しません。同じく、インスリン受容体が元気がないと、インスリンを受け付けなくなり、はねつけてしまいます。
● インシュリンが元気がない
● インシュリン受容体が元気がない
● 両方とも元気がない
こういうパターンが考えられます。
なぜその片方、あるいは両方が元気をなくしてしまうのでしょうか。なぜ結合しないのでしょうか。
それは、GTFが不足しているから でしたね。
では、なぜこのGTFが不足するのでしょうか?そこがポイントになってきますね。いよいよ核心に迫ってきました。この続きは下記からお調べください。
なぜGTFが不足するのか
その原因はこちらから
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