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インシュリン注射を始める予定という方から、下記のご質問を頂戴しました。
インシュリン注射を始める必要が生じた場合に気をつけることを、少し考えてみましょうね。
インシュリン注射を行なう場合に、気を付けなければいけないのは何と言っても、[ 低血糖 ] です。
低血糖とは、血糖値が普通に生活する上で必要なレベル以下になってしまう事を言うんです。血糖値が下がりすぎてしまった状態の事なんですね。血糖値は下がれば下がるほど良いのではなく、ある一定の値が必要なのです。
ひどい空腹感や、脱力感、冷や汗、動悸、手のふるえ、めまい、ふらつき、イライラする、頭痛、目がかすむ、などがあるんです。放っておくと、昏睡状態にも陥りますので大変危険です。
めまいや、ふらつき、頭痛などは、脳に必要な栄養が行き渡っていないために起こる場合が多いので、適切な処置が遅れると命を取り留めたとしても、脳が損傷を受けてしまうなら、何らかの重大な障害が残る場合もあるんです。ですから低血糖は本当に恐ろしいものなんです。
決められた量よりも多く打ってしまったり、打つ時間を間違えたりするとなる場合が多いですね。また、量や時間を守っていてもいつもより運動量が多かったり、食事の時間の間隔があきすぎたりすると、低血糖になる場合があるんです。
もうちょっと詳しくお話しますと……
通常健康な方は、モグモグ食事をすると、その直後から、すい臓がインスリンを放出し始めます。インスリンのおかげで、ブドウ糖は細胞の中に取り込まれていき、栄養となりますね。
でも、すい臓の機能が弱っていると、食事をしても、インシュリンは必要量出てきません。ブドウ糖はインシュリンがないと、細胞の中に入っていけないので、インシュリンをずっと待っています。しかし、待てど暮らせどインシュリンは出てきません。そして、ブドウ糖はずっと血液の中にいることになり、高血糖状態になる訳なんです。
それで、インシュリンが出ないなら、外から注射という形でインシュリンを補おうというのがインシュリン注射の考え方なんです。
健康な体は、食事を食べた量や時間に合わせて、体が自然に、インシュリンを分泌する量や時間を調節してくれる訳ですが、インシュリン注射の場合はそうはいきません。ちょっと食事の時間が遅れたりすると、血液中のブドウ糖の量より、インシュリンの量が多くなり、インシュリンが効き過ぎてしまいます。そうすると、体に最低限必要なブドウ糖量を下回り、低血糖状態に陥る訳なんです。
また、たとえばこんな事もあります。
いつもより、食欲が湧かなくて、食事の量を少し減らしたとします。そうすると、摂取した糖分よりも、注射したインシュリンの量のほうが上回ってしまい、同じく低血糖を起こす事だってあるんです。
逆に、食事の量をいつもより多く摂ってしまうと、今度は注射したインシュリンが少なく、高血糖状態になることもあります。
ですから、インシュリン注射を行なうほうが、ある意味食事量や時間にかなり神経を使わなければいけないとも言えるんですね。
人それぞれ症状が違いますが、もし低血糖になってしまったら、どうすればよいでしょうか?
まずなんと言っても、ブドウ糖を摂取しなければいけません。ブドウ糖やブドウ糖キャンディーが一番良いですが、用意していなければ、角砂糖やスティックの砂糖をすぐに口に入れて下さい。あるいは、コカコーラやオレンジジュースなどで代用することもできます。
甘いものであれば何でもいいかと思いがちですが、普通のキャンディーやチョコレートは吸収が遅いので意味がないんです。またα-グルコシダーゼ阻害薬というタイプの薬を服用していると、砂糖では効かないので、必ずブドウ糖を摂取する必要があるんです。自分が服用している薬の種類もよく把握している必要がありますね。
このように、インシュリン注射の一番の問題は、低血糖なんです。また、食事や生活習慣にも、普通以上の注意が必要となってきます。
インシュリン注射を勧められている方は、お医者さんの話をよく聴いてみて、必要な事や注意点など、良い点と悪い点、すべての事 情を考慮してから、決定するようになさってくださいね。
でも実際は、なかなか食事制限や運動などを頑張っていても、なかなか数値が下がらないと悩んでおられる方は多いのです。
どうして、なかなか改善しないのでしょうか。
実は、それには深〜い訳があるのです。
その訳とは何でしょうか?
それは実は、糖尿病の本当の原因は、単に食事の摂り過ぎや、運動不足だけではないからです。
えっ!?
じゃあ、何が原因なの?
そのことは、よろしければ次のお話から調べてみてください。
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糖尿病と上手に付き合う、母が通っている病院の先生も同じ言葉を言っていましたが、わたしたちはなんだか違うなと思ってました。ただ何が違うのか、どのように表現したらよいかがわからなかったのですが、このメルマガを読んで分かったような気がしました。「くたばれ!」という気持ちだったんですね。私の大切な母を苦しめる糖尿についてもっと勉強して、絶対に治してやりたいと思います。
糖尿病の情報は難しいものが多いですが、これは分かりやすい。糖尿病を我々の敵にたとえているのもおもしろい。病気とは闘うものなんだと改めて思った。これからもよろしく。
血糖値が高いことを砂糖水の法則と書いてましたね。本当にその通りだとうなずきながら読みましたよ。
分かっているようで分かっていなかったことが、これを読んで本当に分かった。
みんな同じようなことで悩んでいることが分かって安心しました。
私は糖尿病ではないのですが、父がそうです。勉強して少しでも教えてあげたいと思い、いつも楽しく読ませていただいてます。とくに今回は笑っちゃいました。話が固くなくてわかりやすいですね。これからもユーモアを織り交ぜながら、ためになるお話を期待してます。