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高齢者の運動と食事

前回の「高齢者の糖尿病対策」では、高齢者は加齢によって体のあらゆる器官の働きが若い頃と比べて衰えてしまうため、高齢者の糖尿病予備軍の数が増えていることをご紹介しました。また、高齢者の糖尿病患者は若い患者と比べて、糖尿病性合併症を引き起こす確率が高くなることについてもご紹介しました。
今回は、血糖値が上昇気味の糖尿病予備軍の方だけでなく、糖尿病に罹患してしまった方にもおすすめできる血糖値を下げるための運動療法と食事療法についてご紹介します。はたして、このふたつの療法ではどのようなことを行うのでしょうか。また、どのような注意点があるのでしょうか。

高齢者の運動

高齢者の運動療法は、血糖値を改善させるだけでなく、さまざまな病気の罹患リスクを下げる効果があります。例えば、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症といった深刻な生活習慣病の罹患リスクを低下させます。また、日常生活に必要な動作をひとりで一通り行うことができる力が維持されるため、認知症を患う確率を減らすこともできます。

高齢者は若い頃に比べて心肺機能が低下していたり、関節や膝の形が変形していたりすることがあります。そのため、急な運動によって心肺機能や関節などに大きな負担がかかり、狭心症や関節炎といった深刻な病気が引き起こされてしまう可能性があります。このような事態を防ぐためにも、運動を開始する前には、必ず医師の健康診断を受診して、運動してもよいかどうかの判断を受けることが大切です。また、1日の運動量の限度や正しい運動の方法を医師から指導してもらうことで、安全に運動に取り組むことができます。
医師から運動許可を得たとしても、競争のような激しい運動を行うことは控えることが賢明です。50歳以上の方が運動する際には、運動時の心拍数が1分間で100拍を超えない程度の運動をすることが推奨されています。そんな条件を満たせる高齢者におすすめの運動は、周りの景色を眺めながら行える程度の軽めのウォーキングです。もしも友人や配偶者と一緒に取り組むのであれば、話しながら歩くことができる程度のゆっくりとしたペースで歩くことが大切です。なお、運動時のケガを防ぐためにも、運動を始める前には準備運動を忘れずに行い、運動終了後にも整理体操を行って体のケアに努めましょう。

運動する際の注意点として、運動時に起こりやすい病気に対しての対策を怠らないことがあげられます。例えば、水分を運動する前に用意しておき運動の合間に飲むことで、脱水症を予防することができます。また、真夏の暑い日には帽子を忘れずに被り、もしも湿気が多く運動するのに適さない日であれば運動を諦めることも熱中症の対策のひとつです。
もしも運動途中で動悸が起こったり胸に圧迫感を感じたりした場合には、速やかに運動を中止しなければなりません。無理をして運動を続けてしまうと、深刻な病気を発症してしまう可能性があります。体の異変が重篤化した場合に助けを求めるためにも、運動を行う際には誰かと一緒に行うか、人通りの多い場所で行うことが大切です。

高齢者の食事

高齢者に食事を用意する場合には、食事の量とそのカロリー量、過不足のない栄養、そして血糖値への影響といったことに注意する必要があります。そんな高齢者に最適な食事メニューを考える際には、食品交換表を使用することがおすすめです。食品交換表は、たくさんの食品が糖質やたんぱく質、脂質、ビタミンといった栄養素ごとに分類されており、かつすべての食品ごとにカロリー数が書かれている表です。そのため、この表を使用することで、1日の必要エネルギーとその交換表を照らし合わせて食事のメニューを決定することができます。また、「この栄養素を摂取するためにはどの食品を摂取すればいいのか」といったことが一目で理解できます。ただし、高齢者の中には、慣れ親しんだ味付けや食生活が変わることに嫌悪感をみせる方もいるため、この方法での食事療法が失敗する可能性もあります。実際に、食品交換表による食事療法が失敗したことで、糖尿病の症状が悪化した事例もあります。そのため、個人で食事療法を行うことが難しい場合には、医師に相談することが大切です。また、好き嫌いが多い方や摂食障害の方、嚥下障害の方に対して食事療法を行うのは困難であるため、看護師や介護士、管理栄養士のサポートを受けるようにしましょう。
医療機関に頼らない方法としては、糖尿病患者のための食事を作って宅配している業者のサービスを利用する方法があります。この宅配サービスの費用は医療機関を利用するよりも安いだけでなく、場合によっては個人で食材を集めて食事を作るよりも安いことがあります。なお、この宅配サービスを行う業者の数は、近年増加傾向をみせています。

まとめ

糖尿病に罹患することを防ぐだけでなく、糖尿病の症状を改善させるためにも、運動療法と食事療法は大切です。運動療法においては、医師の健康診断を受けた後に運動を開始することが重要であり、行う運動は軽度なウォーキングといった無理のない運動を心掛けましょう。また、食事療法に関しては、栄養バランスの整った食事を提供することが大切であり、そのために食品交換表を利用することができます。もしも食品交換表を利用した食事療法が難しい場合には、医師や管理栄養士に相談しましょう。なお、医療機関への相談の代わりに、糖尿病患者のための食事を作っている業者のサービスを利用することもできます。

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