基礎講座一覧

なるほど糖尿コラム

基礎編1 糖尿病についての基礎
Yahoo!ブックマークに登録

糖尿病講座トップ >糖尿病の方のメンタルケア−その

糖尿病の方のメンタルケア−その◆屬Δ追臓

前回は、糖尿病の方のメンタルケアは軽視されやすく、ストレスを感じやすい環境にあるとお話しました。
そう、ストレスは血糖値を上げるため、悪循環に陥りやすいのでしたね。

今回は、糖尿病のメンタルケアを考える上で欠かせない、「うつ病」という症状についてお話します。

糖尿病は「うつ病」になりやすい?

「糖尿病」と「うつ病」

当然ながら全く別の病気ですが、これらの関連は深いと言われています。国立神経・精神医療センターの統計によれば、糖尿病患者のうつ病発現率は11%程度、うつ病の疑いがある患者は30%以上という結果が得られています。

比較して、健常者のうつ病状態の発症頻度は0.9〜12.7%程度といわれていますので、いかに糖尿病患者が健康な人よりもうつ病になりやすいかお分かりいただけると思います。

また、先の研究によれば、うつ病を併発することで、糖尿病の合併症の併発率があがり、また合併症の経過も悪化する可能性が指摘されているそうです。

つまり、糖尿病になるとうつ病になりやすいだけではなく、一度うつ病となると糖尿病の症状そのものが悪化するということです。

うつ病の併発は糖尿病の治療にどのような影響を及ぼすのか、具体的に見ていきましょう。

心理面でいえば、何事に対しても興味・やる気を失ってしまうため治療にも消極的になり、通院や食事制限に支障をきたします。

また、うつ病になると自律神経のバランスが崩れてしまうため、異常な汗やめまい、不眠や疲労感といった症状が出やすくなります。

これらの症状を生理的な「ストレス」と体が判断し、血糖値を上げてしまうのです。そう、うつ病になると通常よりもストレスを感じやすい状態になってしまい、結果として血糖値が上がりやすくなってしまうのです。

さらに、糖尿病とうつ病を同時に治療しようとするときにネックとなるのが薬です。心療内科ではうつ病の治療のため向精神病薬を処方する場合が多いのですが、その中には血糖値を上げてしまうものがあります。

うつ病を治療しようとすれば、糖尿病が悪化してしまうという、まるでシーソーの上をいったりきたりするようなジレンマを抱えてしまうわけです。

しかも、一度うつ病になってしまうと、これらの要因が絡まり合って、さらにインスリンに対する体の反応は鈍くなるという(インスリン抵抗性)、悪循環に陥ってしまいます。

先ほどの研究によれば、糖尿病を持つ人がうつ病が併発することで、医療費は4.5倍上がり、セルフケアへの治療遵守率が悪くなり血糖コントロールが悪化し、脂肪率が1.6倍上がることなどが明らかになっています。

まさに、うつ病は糖尿病を悪化させる因子といっても過言ではないのです。

糖尿治療を円滑に行なうためにも、うつ病から身を守る方法について考えてみましょう。

うつ病にかからないため、そしてメンタル面を健康に保つための3つのヒントをまとめてみました。



自分でできるメンタルケア

1、自分のタイプを自覚しよう

うつ病にはかかりやすいタイプとかかりにくいタイプがあります。かかりやすいタイプとはズバリ、メランコリー親和性気質というのもので、秩序を重んじ、勤勉で綿密、責任感が強く、協調性に富む性格の人。

読んでわかるように、これらの性格は、いわゆる「真面目」、「良い人」と呼ばれるもの。物事を律儀に受け止めてしまい、受け流すことが出来ないため過度の負担を感じやすいのです。

当てはまるなあと思った方は、要注意。「うつ病を防ぐには、『いい人であることをやめる』こと」と言っている人もいるくらいなのです。

時には、ワガママで図々しく振る舞うことも、精神の健康という面では大切なのです。

2、日頃から葉酸(ようさん)を摂取する

国立精神神経医療研究センターの功刀浩医師によれば、葉酸を多く含む葉物などの摂取が少ないと、うつ病のリスクが上がるとのこと。

葉酸が含まれているのは、各種レバーや、モロヘイヤ、パセリ、芽キャベツ、ほうれん草など。これらを毎日の食事の中に積極的に取り入れて行きましょう。

特に、モロヘイヤや芽キャベツなどの食物繊維は、食事のはじめに摂取することで吸収を穏やかにし血糖値の急上昇を防ぐ役割があります。

食事のはじめは、葉物野菜と心得ましょう。

3、環境の変化に注意する

うつ病は、突然発症するのではなくある「きっかけ」があることがほとんど。

近親者の死亡、離婚、事業の失敗、失業などのつらい出来事はもちろんですが、結婚、出産、マイホームの完成、昇進など、うれしい出来事も、ライフサイクル上の変化となり、生活が変わるためにうつ病のきっかけになります。

良いことでもうつ病を招きやすいというのは意外かもしれませんが、良くも悪くもなんらかの生活上の変化があったときには用心が必要。

ではどのようにしたらいいかというと、意識して休養や睡眠をじゅうぶんにとること。そもそもうつ病は、精神と身体に過度の負担がかかった時に起こりやすいので、そんな時は意識して体の負担を取り除いてあげることが重要となります。

合言葉は、「疲れたら、寝ろ」だ。と言う専門家もいるくらいです。

休むことは悪いことではありません。時にはワガママになって、自分の欲求を表現しましょう。


今回のまとめ

いかがでしたか?糖尿病にうつ病が絡んでくると、どちらの治療も思うように進まず、疲弊していくばかりですので、「最近ちょっと塞ぎ気味かな」と思ったら早めの対処を心掛けましょう。

うつ病は「こころの風邪」と昔からよく言われるくらいですから、風邪と同じように「ひきはじめが治し時」なのであります。

・糖尿病があると、健康な人よりも鬱にかかりやすい

・うつ病は糖尿病の治療に悪影響を与える

・うつ病薬によっては、血糖値をあげるものがある

・「真面目な人」「責任感の強い人」はうつ病になりやすい

・葉酸を含む食品を積極的に摂取する


【ギモンに思われたことはありませんか?】

食事制限や運動などを頑張っていても、なかなか数値が下がらないと悩んでおられる方は
多いのです。

どうして、なかなか改善しないのでしょうか。

実は、それには深〜い訳があるのです。

その訳とは何でしょうか?

それは実は、糖尿病の本当の原因は、単に食事の摂り過ぎや、運動不足だけではないからです。

えっ!?
じゃあ、何が原因なの?

そのことは、よろしければ次のお話から調べてみてください。

 


↓ ↓ 下記をクリック ↓ ↓

糖尿病の本当の原因とは?

 

▲ページのトップに戻る

くたばれ!糖尿病

糖尿のなぜ?どうして?を徹底解説
糖尿のそこが知りたい!を完全解決

詳しくはこちら

↓メールアドレスを入力する

まぐまぐ公認 殿堂入りメールマガジン くたばれ糖尿病

このホームページに掲載されている全ての画像、文章、データ等の無断転用、転載を固くお断りさせていただいております。