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糖尿病講座で前兆・症状・予防方法を紹介【流れて良くなる.com】トップ > 低血糖を理解しよう!-血糖値の基準値

低血糖を理解しよう!

低血糖ってどんなもの?

「糖を摂り過ぎると糖尿病になる」

これはよく言われていることですねぇ〜

糖を過剰摂取することが健康によくないことは周知の事実です。

でも、

「糖が少なすぎても体にはよくない!」と言えるのです。

そう、糖が足りない状態である「低血糖」になることで、命の危険まであるのです。

では、この低血糖とは一体何でしょうか?

どうして低血糖になるのでしょうか?

どんな人が、低血糖になりやすいのでしょうか?

それを予防するには、どうすればいいのでしょうか?

今回は、低血糖について大研究です!!

低血糖とは、高血糖の逆で、血液中のブドウ糖が少なくなった状態のことを言います。基準としては、血糖値が60〜70mg/dl以下の場合が低血糖とされています。

軽い低血糖であれば、糖分を摂取することで改善されることもありますが、低血糖がひどい場合は治療をしなければなりません。

血糖値は食事によって変動をしているのですが、正常な変動幅は70mg/dl〜120mg/dlの間です。(年齢・性別・状況によって多少差が出てきます)

では、低血糖症の原因には何があるのでしょうか。

原因として、糖尿病の治療に使われるインスリンの過剰投与、内服薬の使用量過多、食事摂取の不足、抗不整脈薬、アルコール摂取などの外因性の原因があります。

また、胃切除後のダイピング症候群、胃下垂、インスリン感受性の高い人などの内因性の原因は、反応性低血糖という低血糖症にかかりやすいのですが、食事の摂りかたなどで予防することが出来ます。

実はこの低血糖、誰もがなってしまう可能性があります。早朝の空腹時低血糖や食事のあとにも低血糖を起こしている場合もありるんです。しかし、ほぼ8割の場合が自然に治るので気付かない場合が多いようなのです。

低血糖の症状を詳しく教えて!

では、低血糖症の症状はどのようなものがあるのでしょうか。

血糖値は急激に下がる場合もありますし、緩やかに下がる場合もあります。血糖値が急激に下がる場合は、自律神経症状が強くあらわれます。

主な症状として・・・

空腹・発汗・不安・動悸・震え・唇の乾燥などです。

血糖値が緩やかに下がる場合は、中枢神経症状が強くあらわれます。

主な症状として・・・

集中力がなくなる・眠気が酷い・意識の混濁・おかしな行動・頭痛・ケイレン・昏睡状態などがあります。

本人が自覚していない場合もあり、その状態を無自覚性低血糖と言い、何度も低血糖を起こしてしまうことがあります。

糖尿病神経障害と無自覚性低血糖を合併すると、命の危険を及ぼすこともあるので、とても怖い病気の1つなのです。

もし、低血糖かな?と思った場合は、甘いものを口にしましょう。そして、その後、症状が良くなった場合は低血糖の可能性があります。何度も症状が表れた場合は、必ず医療機関を受診しましょう。

さらに、低血糖は一定の数値以下になってしまうと様々な症状が出てきます。厳密にという訳ではありませんが、以下のように血糖状態によって、出る症状が違う場合が多いと言えます。

70mg/dl以下になると、副交感神経が優位になり、異常な空腹感を感じます。そして、あくび・脱力感や手や指の震え、冷や汗、動悸などの症状があらわれてきます。

そして、50mg/dl以下になると、交感神経が優位になり、中枢神経の働きが低下してしまいます。同じく、冷や汗や手足の震え、動悸、不安感などの症状があらわれます。

35mg/dl以下になると、意識レベルが低下してしまいます。取り乱したり、ろれつが回らない状態になり、めまいや疲労感に襲われます。

20mg/dl以下になると、ケイレンそして意識を失ってしまい、昏睡状態になってしまうと死んでしまうこともあるのです。

このように低血糖は、ひどい場合はすぐに対応しなければ命取りになるほどの病気ですので、低血糖の知識を学んでおくことがとても大切になってきますね。その知識の一つとして、低血糖になりやすい環境というものがありますので、以下の点に十分留意いたしましょう。

■低血糖になりやすい環境とは?

・食事の量が少ない
・食事の回数が少ない
・食事時間が不規則
・空腹時
・インスリンの効果が強い時間に激しい運動をした場合
・激しい運動をした場合
・いつも以上に動いている
・インスリン分泌過多
・肥満
・アルコール摂取過多

こういったことが、低血糖になりやすい環境と言えます。

さらに低血糖は、加齢とともに症状が強くなりやすく、意識を失いやすくなります。それで、アメリカ糖尿病協会によると、高齢者の場合は、空腹時血糖値を100〜120mg/dl、食後血糖値を180mg/dl以下に調整するほうがうがよいと発表しました。

高齢者の場合は、高血糖よりもむしろ低血糖のほうが危険なため、基準値を少し高い目に設定するほうがよい、という訳です。

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無自覚性低血糖には気をつけて!

低血糖で一番怖いのが、無自覚性低血糖です。名前の通り、低血糖という自覚がないということです。

低血糖になると、体には様々な症状があらわれます。症状が出ることによって、自分の体に異変が起きているということで、わたしたちは病院に行ったり、薬を飲んだり、様々な行動をとる訳ですね。

しかし、その症状があらわれなかったら、何も行動できず、低血糖が悪化し、命の危険にさらされてしまうのです。

糖尿病の悪化によって、自律神経に影響を受けてしまっている人の場合、この怖い無自覚性低血糖になる危険は高いと言えます。

たとえば、手を切ると痛い!と感じますが、神経が悪影響を受けていると、痛さをあまり感じなくなってしまいますね。それと同じで、様々な低血糖の症状を感じなくなってしまうのです。

頻繁に低血糖を起こしていると、体が徐々にそれに慣れてしまい、やはり無自覚性低血糖になる場合もあります。

このように、無自覚性低血糖になると、今まであった低血糖症状がなくなってしまいます。つまり、血糖値の値が低くても全く平
気になってしまうのです。数時間前の記憶がない場合もありますし、不可解な行動をしたり、暴れたりする場合もあります。そして、意識を失って倒れてしまうこともあります。

無自覚性低血糖になってしまい、自分が低血糖だという事に気付かず、そのまま低血糖昏睡で倒れてしまったら、自分ではどうしようもありません。

昏睡状態になり、意識がない状態であれば、助けを呼ぶことだって当然ながら出来ません。

ですので、低血糖昏睡状態で倒れてしまった場合のことを考え、対策をたてることも大切です。低血糖昏睡で倒れた場合に救急車を呼んでもらうために、バックなどに「低血糖症」であるという表示をした定期要れなどを下げておくことができます。

低血糖症であるという表示の横や裏のほうに「意識がない場合は、救急車を呼んでください」などと書いておきましょう。

残念ながら、低血糖が原因で亡くなるというケースは、たくさんあります。ですので、まさかのために、そういった物を用意しておくことも是非行なってみてください。

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低血糖を予防しよう!

低血糖に陥らないために、日頃からどのような点に注意しておけばいいでしょうか。
大切なのは自己管理で、低血糖を起こしやすい状態にしないことが重要になってきます。

特に、インスリン注射をしている場合や、病院から血糖値を下げるお薬をもらって服用している方の場合、常に低血糖と隣り合わせである、という自覚が必要になってきます。

たとえば血糖値を下げるお薬を服用している場合ですが、多くの場合、食事をする前に服用します。しかしその日に食べた食事の量がいつもよりも少ない場合、どうなるでしょうか?

このお薬は食事後に血糖値が上がり過ぎないためのものですが、食事量がいつもより少ないことで、普段よりも血糖値は上がっていないことが予想されます。にもかかわらず、いつもの量の薬を服用することで、糖が下がりすぎてしまい、低血糖を引き起こすことも考えられる訳です。

食事の量が少ないと、いつもより血糖値は上がっていないかもしれません。いつもより体を動かしていると、自然に血糖値が下がっている場合もあります。食事の内容が、あまり糖が上がらないようなメニューだと、やはり血糖値は普段より低いかもしれません。

そういったあまり血糖値が上がっていない状態の時に、薬の力で下げようとするため、低血糖になる危険性があるんです。

いつものようにお薬を飲む

いつもより少な目の食事をする

血糖値がいつもより上がらない

しかし、薬の効果によって、いつもと同じだけ血糖値が下がる

その差が低血糖を生じさせる場合がある

 

それで、インスリン注射やお薬といった、いわば外因的な力によって、血糖値を下げることを習慣にしている場合、上記のような理由で、低血糖を引き起こしやすい状態にあると言えます。

ですから、日頃からの自己管理や注意が必要ということになります。

最後に大切なのは、家族や周囲の方に協力をしてもらうことです。 もし、急に低血糖になった場合、ご自身で対処できない場合もあります。ですので、家族や周囲の方(ご近所や仕事場の方々)に、低血糖について知ってもらい、対処方法を伝えておくことが大切です。

さらに別の予防法は、定期的に血糖値を測るということがあります。

定期的に血糖値を測り、自分の血糖値を知り把握しておくことは、低血糖の予防になります。

自分の血糖値を測ることで、食事や運動内容の成果が出ているかという点も分かりますが、自分の血糖値を知ることで、自分の血糖値がどのような状況で正常値になるのか。逆に、どのような状況で正常値を下回り低血糖になるのか、という事を知ることが出来、それが予防になるのです。

たとえば、いつもより少し忙しく動いていた場合、そういう日に血糖値を測ると、普段より血糖値は低い状態かもしれません。そうすると、自分の場合この程度の活動量はまだ大丈夫だけれど、それ以上になると、もっと血糖値が下がり危険かもしれない、ということが分かってきます。

それで、もし今日以上に動く日は、時々糖分を摂って血糖値が下がり過ぎないようにしよう、といったようなことを自分で意識することができるようになります。

このように、自分の場合何をどの程度すれば、血糖値はこれくらいになる、ということを定期的に測ることで把握できるようになり、それが予防につながっていく訳なんです。

自分で手軽に血糖値が測定できる器具が市販されていますので、それを活用して、低血糖を予防している方が多くおられます。

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低血糖のために何を常備しておけばいいの?

低血糖になった時のために、何を備えておけばいいのでしょうか。

多くの人が、飴やジュースを備えておくと言いますが、確かに甘い物を摂るという意味では正解なのですが、実は飴やジュースは最善の備えではないのです。

多くの方が失敗してしまう点なのですが、低血糖の時のためにと飴を備えていると、無意識のうちに飴を食べたくなってしまい、四六時中、それらを口にすることで、血糖状態が悪化してしまうということもあるのです。それらを口にしてしまうことで、逆に血糖値を上げてしまうことにもなりかねません。

低血糖になってしまった時にだけ利用するとしても、飴は溶けるまでに時間がかかり、吸収されるのにも時間がかかってしまうため、緊急時にはあまり意味をなさない場合もあるのです。

また、ジュースを飲めばよいと思っている方も多いと思いますが、ジュースにはブドウ糖が必ず含まれているという訳ではありません。最近では、糖分を少なくするという傾向がありますので、低血糖の改善にはならないジュースも多く販売されています。

それで、低血糖の備えは、やはり「ブドウ糖」が一番なのです。ブドウ糖は、甘さがきつく、お菓子などのような美味しい甘さではないので、飴のようについ口にしてしまうということもなく、もしもの時に備えて置くのには最適なのです。

もし、低血糖になった場合は、ただちに血糖値を上げることが最優先になりますので、携帯しているブドウ糖を摂取すること、体を動かさないで安静にすること、右を下にして寝て腸に早くブドウ糖を送ることなどすることができます。

低血糖の備えにはブドウ糖が一番なのですが、そもそもブドウ糖とはどのようなものなのでしょうか。少しだけお勉強してみましょう。

ブドウ糖とは、甘味のある白い色をした結晶状の物質です。ぶどう、いちじく、柿などの果物や蜂蜜などに多く含まれている単糖の1つです。

食物では、炭水化物(穀物やいも)などが分解され、ブドウ糖として体内に蓄積されます。ですので、毎日の食事で自然にブドウ糖を摂取していることになりますね。

ブドウ糖は、運動しても、脳を使っても消費される物質です。特に脳は、ブドウ糖を非常に多く消費します。脳は1日に120gのブドウ糖が必要になると言われています。ですので、ブドウ糖が足りなくなってしまうと、思考力や判断力の低下につながったり、体が疲れるという形で体にあらわれるのです。

とはいえ、食物から摂るブドウ糖は、分解・吸収して初めて低血糖の改善となりますので、即効性があるものとして常備しておきたいのは、タブレット状になったものやチップ状になったブドウ糖です。

低血糖用として販売されている物がありますので、それを携帯するのが賢明と言えますね。

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今回のまとめ・・・

・ 低血糖とは、血糖値が60〜70mg/dl 以下のことを言う

・ 震え、極度の空腹感、冷や汗、眠気、ひどい場合は、ケイレンや昏睡などを引き起こす

・ インスリン注射や血糖降下薬を服用している方は要注意

・ 食事や運動量などに十分注意を払うことで、予防できる

・ 低血糖用のブドウ糖や、もしものための指示書などを携帯する

血糖値を正常に保つというのは、本当に難しいものですね〜
高血糖にならないように意識することが日頃多いとはいえ、今回のテーマである低血糖にも注意が必要です。特に低血糖は、ひどい場合は死に繋がりかねないからです。

高くてもダメ、低くてもダメ、血糖値を正常に保つこの闘いはなかなかたやすいものではありませんが、糖尿病に勝つ!という強い気持ちで、これからも臨んでいきましょう!

とはいえ、数値に一喜一憂してばかりでは疲れてしまいます。

糖問題との闘いは、単に数値を下げることが目的であってはいけません。なぜ、数値が下がるのか、どのようにして下げるのか、実はそこが最も重要なんです。

食べる物の量を極端に減らすと、血液中のブドウ糖の量も確かに減り、数値も下がります。しかし、体に必要な栄養は不足してしまいます。

一方で、栄養のある物をきちんと摂取し、その栄養(ブドウ糖)が、しっかりと細胞に取り込まれると、数値も下がります。

しかも、体の各細胞は栄養をもらえるので、元気になっていきます。細胞が元気になると、体全体が元気になります。

あなたの糖との闘い方は・・・

単に数値にとらわれていませんか?

それとも、問題の根本にアタックしていますか?

 

では、その問題の根本をつきとめるには、どうすればよいでしょうか・・・

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